塗装の劣化は自動車の色によって変わる？

塗装の劣化具合は、自動車の色によって変わります。

こちらでは、劣化しやすい色としにくい色について紹介します。塗装を長持ちさせるため、ボディカバーの活用をご検討ください。

新車当時はきれいな塗装だった自動車も、長年走行しているうちに色褪せてしまうのは避けることができません。紫外線や雨などが劣化要因としてありますが、実は車体の「色」の違いで劣化の進行に違いがあるのはご存知でしょうか。

中でも塗装が劣化しやすいのは、「黒」です。黒は、紫外線を吸収しやすい特徴があります。また、いわゆる「ソリッドカラー」という原色系の色も紫外線を吸収しやすいとされています。

そのため、鮮やかな赤や黄も長年走行するうちに色褪せが目立つようになります。

先ほどは劣化しやすい色をご紹介しましたが、当然劣化に強い色というものもあります。それは、「白」です。白は、塗膜を劣化させる紫外線や赤外線を吸収せず反射させる特徴があります。

そのため、薄い色の車であれば塗装が長持ちする可能性が高いと言えるでしょう。もちろん、いくら劣化に強い色であっても、何も対策をしないままだと塗装が剥がれてしまいます。

そのため、日頃から洗車などこまめなメンテナンスを行うことが大切です。

車の色によって塗装の劣化具合に差はあるものの、いずれは塗装が剥がれてしまうものです。そのため、どんな自動車であれ塗装を長持ちさせるための対策が必要です。

機能性を兼ね備えたカーコーティングを実施したり、車体についた微細なゴミを取り除き塗膜に傷をつけないようにするなどを心がければ、より塗装を長持ちさせることにつながります。

さらに確実な塗装の劣化防止策を考えるなら、ボディカバーがおすすめです。屋外駐車している場合はもちろん、屋内駐車している場合も愛車をホコリやゴミから守ってくれます。