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実際にされている方もおられますが、以下の項目は、ボディカバーの使用上、「してはいけない」こととして定めております。なぜ、してはいけないのか、まとめました。
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コーティングや再塗装の乾燥が不充分だと、カバーを掛けることによって塗装面を害する恐れがあるためです。
詳しくはこちらをご参照ください。 |
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ボディカバーは1枚で効果が出るよう設計されています(本当に車の保護を考慮したボディカバーならば)。通気性もそうです。
2枚重ねますと、まず必要な通気性が遮断され、カバー内部に蒸れが生じます。これは保管環境によってボディ、またボディ内部に悪影響を及ぼします。
2重のカバーを外した時、ボディはきれいなままだからと安心できません。本当のリスクは目に見えないボディ内部にあります。内部で錆が進行し、最悪の場合はある日突然、車が発進しなくなることもあります(実際に症例として耳にしています)。これは非常に恐ろしいことです。
外見ばかりでなく、目の届かない内部にも意識を向けることが重要です。 |
カバーとボディの間に柔らかい生地(毛布等)を入れて使用する |
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挟むことで効果を期待されるのでありましたら、リスクがあります。
例えば家庭用の毛布となると、寝具やその他、人間が生活するうえで開発されたものです。中には特殊な溶液や塗料、染料が加えられているもの、化学反応の起こるものもあります。車のボディ塗装面を計算されていないそれら布をお車のボディに常に触れさせることは、言い換えればどんな悪影響が発生してもおかしくない状況です。
そのうえ綿であれば、劣化を迎えたとき、毛の繊維が埃状態となってボディを覆う危険性もあります。
また、湿気を吸収する布であれば、湿った状態が常にカバーとボディの間に潜み、場合によっては上記の2重掛けと同じリスクを招きます。
何かを挟んで使用される際はお客さまの自己責任をお願いするのも、何が起こるかわからないという理由があるためです。 |
はっ水性のなくなったカバーへ防水スプレーを吹きつける
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使用しつづけたカバーは、経年劣化とともにはっ水性が失われていきます。しかし、完全にそのはっ水加工や紫外線を弾くアルミ箔樹脂加工が取れたわけではありません。そこに(市販のもの、業者さまのもの含め)防水スプレーを噴射すると、加工の塗料と思わぬ化学反応を起こし、溶け合って、最悪の場合、お車のボディに染み込んでしまう危険性があります。カバー新品時の場合でも同じです。
また、生地はある程度の通気性を保っていますが、防水スプレーをかけることによって完全防水的になってしまうと、それに包まれたボディは呼吸ができず、塗装にとって良くありません。ボディ内部の錆も進行させてしまいます。
──御社にカバーを返して、防水の再処理加工を行うことは可能ですか?
既に防水処理、及び加工された生地を仕入れておりますので、カバーをお戻しいただいても弊社で防水処理を行うことはできません。
仕入れ先さまにて行ったとしても、平面の生地を大量に加工するのと異なるため、特注加工として反対にコストが発生してしまいます。
梅雨時期になると、はっ水が間に合わず、普段の雨上がりよりも浸水しているように感じられる場合があります。
あくまで防水スプレーは使用せず、そのままお使いくださいますようお願い致します。もしはっ水性が完全に失われてしまったと感じられる場合はカバーの寿命とお考えください。 |
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コインランドリーで丸洗いすると、カバーがきれいになるのは事実です。しかし同時に、カバーの生地表面に塗装された加工が傷つき、場合によっては剥がれてしまうことがあります。
カバー表面に塗装された加工は、紫外線を弾くコーティング、はっ水性、汚れを生地の内部へ侵入させにくくする塗料等、さまざまな効果を含んでいます。その効果を殺し、一気にカバーの寿命を縮める行為になるためです。 |
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