近年セキュリティ性能に優れた車が多いことから、「何もしなくても大丈夫」と思っていませんか？車はとても無防備で、例えセキュリティ性能に優れている車であっても被害に遭う可能性があります。
そうならないために、しっかりと防犯対策をしておくことが大切です。
様々な物を狙う車上荒らし
出先での被害が多いイメージがある車上荒らしですが、例えご自宅のガレージに停めていたからといって安全とは言い切れません。大胆不敵な犯行で、あっさりと盗まれてしまうことがあります。
犯行は短時間で素早く行われるのが基本で、その上人通りのない夜間だと気づくことはできません。その対象は幅広く、車内に置いていた現金や宝石など金目のものはもちろん、カーナビやハンドルが盗まれることもあります。
車のカスタマイズにお金をかけている場合は、タイヤのホイールやパーツ類も対象になります。あまりにもセキュリティが低いと、車そのものが盗まれてしまうおそれもあります。
車上荒らしが狙う車の特徴
車上荒らしに遭いやすい車種というのはある程度決まっていて、保険会社の記録などから知ることができます。なぜその車種を狙うかというと、主にセキュリティ面が脆弱だからです。
他の車よりもグレードの高い仕様にしている場合は、車上荒らしの目が肥えていたらターゲットになり得ます。それ以外の車ももちろん気をつける必要がありますが、狙われやすい車種に乗っている人は周辺にセキュリティ対策を施すなどして、よりいっそう注意を払わなければなりません。
また窓から覗いた時に簡単に見えるところに狙われそうな物を置いておくのは、車種を問わずに危険です。
ターゲットにされないために
車上荒らしに遭わないためには、まずターゲットになることを避けなければなりません。例えば、高いホイールを使用していることを隠したり、搭載している機器が高額だと予想されてしまうほど高い車種だということを特定されないよう対策することです。
それには、ボディカバーで車全体を覆ってしまうことをオススメします。タイヤの下まで被せてしまえば、車内はもちろんのことホイールでさえ見ることが困難になります。
車のシルエットも特定しづらくなるので、狙い目かどうかを判断する前に相手は諦めてしまうでしょう。長時間駐車する場合は、この方法で車上荒らしに遭う確率を下げることができます。
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